卒業生が授業に来てくださいました~川島優香さん~(社会福祉学科)
本日(2017/06/12)、卒業生の川島優香さんが、岩本雅子さん(やはり本学卒業生)と一緒に福富昌城教授の3回生ゼミを訪ねてくださいました。
川島さんは2011年に本学を卒業され、福祉サービス協会に就職し、塔南の園特別養護老人ホームで勤務しておられます。この度は、「職員が母校を訪ねて、在学生に福祉の魅力を発信する」という協会の新しい取り組みの一環で、福富ゼミ3回生にお話をしてくださいました。ちなみに、川島さんがこの取り組みの第1号だそうです。
川島さんは、4回生時に学内で開催された福祉就職フェアで福祉サービス協会の説明を聞いたことがきっかけで就職されました。
在学中の実習は社会福祉協議会で行ったため、特別養護老人ホームのことはあまり知らず、不安を抱えての就職だったそうですが、プリセプターの先輩、同期入職の仲間に支えられて、今は勤続7年目に入り、教える立場になっています。
福祉の仕事の魅力は、入居者さんの笑顔。また、家族さんからの「よろしくお願いします」の言葉に身が引き締まります。
はじめて入居者さんが亡くなられた場面に接したときにはショックで、「自分はなにができていたんだろう」と考えたこと。それでも、そこから「次はどうしていったらよいだろうか」と考え、その方の暮らしがより良くなるようにケアプランの工夫をしていることなどを話してくださいました。
川島さんは在学生からの「仕事に就いてから、どれくらいで慣れてきたんですか?」「福祉の仕事について、学生の時に思っていたことと、実際に働き出してからで違いはありますか?」などの質問に丁寧に答えて下さいました。
最後に、在学生に「学生の間は時間の自由がきく。今のうちにできることをやっておくといいですよ」「今は3回生でも、あっという間に4回生になりますよ。自分は将来どうしていきたいかを頭に置いて、学生生活を送って下さい」とエールを送っていただきました。
お忙しい中、時間を割いて大学に来てくださった川島さん、岩本さん、ありがとうございました。
左から、岩本さん、川島さん