その他の資格

その他の資格について


花園大学において取得できる免許・諸資格は下記のとおりです。
下記の資格を取得しようとする者は、卒業に必要な単位とあわせて、各自の取得しようとする資格に必要な単位を取得しなければなりません。

目次

博物館学芸員資格

博物館学芸員とは、博物館(相当施設)に勤務し、人類の文化遺産や自然科学に関する資料を収集・保管・整理し、それを公開し、また施設利用の便をはかるなどの活動をすると同時に、資料に関する専門的調査、研究を行う職員です。博物館が有効な社会教育の場として十分利用されるかどうかは学芸員にかかっているため、その資格条件については厳重に規定されています。
博物館学芸員となる資格を有するためには、博物館法第5条第1項第1号に示されている「学士の学位を有する者で、大学において文部科学省令で定める博物館に関する科目の単位を修得したもの」という条件を揃えなければなりません。

博物館実習の履修について

・博物館実習を受講しようとする者(3回生以上)は、学年始めに行うオリエンテーションに出席し、博物館学芸員課程の履修方法などについて説明を受けてください。
・上記に該当する者は、博物館実習受講資格が充足していることを確認したうえ、学年始めに受講予備登録票を教務課に提出しなければなりません。
・本学歴史博物館での実習にあたり、実習班人数に制限があるため、受講希望者が定員より多い場合、指定した日時に指定した方法で審査を行い、その中より正式登録者を選考します。 合格者はポータルサイトにて発表します。したがって合格発表まで単位登録をしてはいけません。
・審査に合格した者は、「博物館実習」を登録してください。

なお、博物館実習のうち学外研修については、別途費用が必要となります。

 

学部・学科
全学部 全学科

 

図書館司書資格

図書館司書とは、図書館法第2条に規定する公立図書館および私立図書館の専門的事務に従事する専門職員です。司書資格は、大学を卒業した者で大学において図書館に関する科目を履修した者に授与されます(同法第5条)。
本学は、図書館司書資格課程の所要要件を満たした者に、図書館司書資格に関する証明書を発行します。

学部・学科
全学部 全学科

 

公認心理師受験資格

公認心理師とは、国家資格であり、心理学の専門家として仕事をするために必要な専門的な知識を有していると判断された人に与えられ、生涯有効な資格です。資格取得をするためには、学部で必要な科目を修得し、卒業後、実務経験を2年間積んだ後に、国家試験を受験し合格するか、または大学学部において定められた必要な科目を修得した上で、大学院にて所定の単位を修得し、国家試験を受験し合格する必要があります。
就職先としては、医療・保健、福祉、教育、産業・労働、司法・犯罪の各分野など心理学を必要とする広い領域での活躍が期待されます。

受験資格の取得方法

受験資格取得のためには、大学で国が指定する25科目をすべて修得する必要があります。本学のカリキュラムでは開講科目表記載の科目を履修する必要があります。上記したように、学部を卒業後、実務経験を2年積んだ後に国家試験の受験資格が与えられるか、もしくは大学院に進学して所定の科目を修得することで、国家試験の受験資格が与えられます。ただし、公認心理師資格を取得するために大学院に進学するには、学部での公認心理師受験資格のための25科目を修得しておくことが、公認心理師課程の大学院に入学する条件となります。

学部・学科
社会福祉学部 臨床心理学科

 

認定心理士資格

認定心理士とは、日本心理学会が定めた資格で、心理学の専門家として仕事をするために必要な最小限の標準的・基礎的学力と技能を修得していると認定された人に与えられるもので、生涯有効な資格です。4年制大学における心理学科、またはそれに準ずる課程を修了した人が対象になります。
近年、心の病やストレスに悩む人が増え、家庭でも職場でも心理学の知識が必要とされるようになりました。そして、人間関係にかかわる職務は、訓練を受けた専門家に任せようとする動きが出ています。この点で認定心理士は、時代を先取りした資格といえます。
ただし、認定心理士は資格であり免許(ライセンス)ではありませんから、この資格を持っていると必ず特定の職業につけるというものではありません。

資格の取得方法

・資格取得のためには大学で日本心理学会の指定する36単位以上を修得する必要があります。
・本学のカリキュラムでは開講科目表記載の指定科目を履修する必要があります。
・単位修得後の認定手続きは、申請書類を日本心理学会のホームページよりダウンロードし、審査料とともに書類を提出することで、日本心理学会の認定委員会より認定証とIDカードが送付されます。
なお、資格申請を希望する学生は、下記のとおり各自で申請の手続きを行ってください。

◎日本心理学会のホームページ
http://www.psych.or.jp/
「認定心理士の資格を取得したい方」のページに掲載されている認定の手続きを熟読のうえ、申請書類をダウンロードし、各自で申請の手続きを行ってください。
※後日書類を提出する際に審査料が11,000円、資格が認定されると認定料30,000円が必要です。

学部・学科
社会福祉学部 臨床心理学科

 

社会福祉主事任用資格

社会福祉主事とは、都道府県、市および福祉に関する事務所を設置する町村で関係職務を行う職員です。
この資格を取得するためには、指定科目を3科目以上履修することが必要です。

学部・学科
社会福祉学部 全学科

 

健康運動実践指導者受験資格

健康運動実践指導者とは、健康づくりを目的に作成された運動プログラムに基づき、ジョギング、エアロビクス・ダンス、ストレッチング、筋力・筋持久力トレーニングといった補強運動の実践指導を行うことができる資格です。保健所や病院、老人福祉施設、民間健康増進施設などへの就職に有用となります。
健康運動実践指導者と認定されるには、下記科目の単位を受験年度の前期までに修得し、(財)健康・体力づくり事業財団が主催する認定試験(筆記・実技試験)を受験し、合格することが必要です。財団の試験は卒業後でも受験できますが、単位修得および第1回目の受験は卒業までにしておく必要がありますので注意してください。
なお、認定試験受験希望者(3回生以上対象)は受験しようとする年の4月に教務課へ申し出る必要があります。

学部・学科
全学部 全学科

 

宗教文化士受験資格

「宗教文化士」とは、日本や世界の宗教の歴史と現状について、専門の教員から学んで視野を広げ、宗教への理解を深めた人に対して与えられる資格です。主な宗教の歴史的展開や教え・実践法の特徴、文化と宗教の関わり、現代社会における宗教の役割や機能といったことについて、社会の中で活かせる知識を養っていることが求められます。

どのような職業に生かせるか

旅行関係
海外旅行の企画・国内外への旅行客への対応に生かせます。
国家公務員・地方公務員など公的機関
日本在住の外国人対応・国際交流、地域文化等の紹介時では宗教文化知識が必要です。
教育関係
世界史・日本史・地理・倫理の他、古典・現代文の中には宗教をテーマとした時に生かせます。
冠婚葬祭業
結婚式・葬儀で多様な宗教に対応することができます。

その他最近では、IT関連企業・金融業・医療機関等様々な分野で宗教文化の知識が求められています。

単位履修方法について

下表3つの到達目標のそれぞれを最低2単位、合計で16単位以上取得する必要があります。

教えや儀礼、神話を含む宗教文化の意味について理解ができる。
キリスト教、イスラーム、ヒンドゥー教、仏教、神道などの宗教伝統の基本的な事実について、一定の知識を得ることができる。
現代人が直面する諸問題における宗教の役割について、公共の場で通用する見方ができる。

 

申請および認定の手続きについて

資格取得のためには、大学で宗教文化教育推進センターの指定する3つの到達目標に対応した科目を合計16単位以上取得し、宗教文化教育推進センター主催の認定試験に合格することが必要です。
受験手続き方法は、申請書類を宗教文化教育推進センターのホームページよりダウンロードしてください。受験料(4,000円)の支払い後、書類を提出することで、宗教文化教育推進センターより受験票が送付されます。
試験合格後、認定料(6,000円)を振り込むと認定証(カード形式)が発行されます。
詳細は下記ホームページを参考にして下さい。

◎宗教文化教育推進センター
http://www.cerc.jp/

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妙心寺派教師資格

妙心寺派教師資格は、臨済宗妙心寺派教師および教師補規定により、設置されているものです。
指定科目を履修することによって法階稟承にあたり特典が与えられます。

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