第49号(2016年12月発行)
巻頭言
差別する心の蓋然性への挑戦 / 丹治 光浩(花園大学学長)
[第1特集]第30回花園大学人権週間
前夜祭/上映会
映画「さとにきたらええやん」に期待する/ 吉永 純(社会福祉学部教授)
講演
生田武志さん(野宿者ネットワーク代表)
貧困の語り部 / 吉永 純(社会福祉学部教授)
鹿島啓一さん(金沢税務法律事務所・弁護士)
裁判における判決の公平性 / 中尾 良信(文学部教授)
鍋島直樹さん(龍谷大学文学部教授)
「ビハーラ」と「臨床宗教師」とは何か / 西岡 秀爾(社会福祉学部専任講師)
[第2特集]フィールドワーク報告
冬季フィールドワーク報告―”西の原発銀座” 福井・敦賀半島~小浜を行く
冬季フィールドワークの記録 / 首藤 晶子(人権教育研究センター事務職員)
参加者の感想レポート
・真の国富とは/ 東海 響(仏教学科三回生)
・もんじゅ・原発はどうなる!! / 木元 房代(臨床心理学科四回生)
・「拒む」ことは厳しい / 合田 千景(非常勤講師)
・「当たり前」の恐ろしさ / 佐野 拓人(臨床心理学科二回生)
・改めて 原発とは何か / 島崎 義孝(非常勤講師)
・敦賀で伺ったお話 / 菅 修一(文学部准教授)
・しっぺ返し―「快適暮らし」の行く末― / 西岡 秀爾(社会福祉学部専任講師)
・”こころの汚染”と対峙すべきとき / 八木 晃介(名誉教授)
・「仏教者として避けて通ってはならないことがある」(明通寺 中嶌哲演) / 吉永 純(社会福祉学部教授)
・「原発問題に向き合う」 / 渡辺 裕衣(日本文学科二回生)
・フォト日記 / 藤井 智(学生課)
春季ミニ・フィールドワーク報告―「大正区から沖縄を見つめる」~大阪市大正区
春季ミニ・フィールドワークの記録 / 首藤 晶子(人権教育研究センター事務職員)
参加者の感想レポート
・沖縄から離れた地での沖縄性 / 植村 要(非常勤講師)
・支配する側の論理 / 菅 修一(文学部准教授)
・大正区から見た沖縄 / 竹之内亮磨(日本史学科三回生)
・本土の中の沖縄 / 中尾 良信(文学部教授)
・普天間基地の「県外移設」を考える / 中原 耕(元非常勤講師)
・「理解」ということについて / 森本 泰弘(法人本部事務局員)
・”沖縄差別”の元凶は日米安保体制である / 八木 晃介(名誉教授)
夏季フィールドワークの報告
「沖縄からの反撃」の現場をあるく―有事法制下・戦時下の沖縄を考える(パート14)
夏季フィールドワークの記録 / 首藤 晶子(人権教育研究センター事務職員)
参加者の感想レポート
・ここは本当に日本なのか・・・ / 東海 響(仏教学科四回生)
・はじめての沖縄で学び、考えさせられたこと / 佐野 拓人(臨床心理学科三回生)
・それでも非戦を選ぶ / 島崎 義考(非常勤講師)
・『他人事』を『自分事』に置き換えるために / 新谷 文子(臨床心理学科卒業生)
・命育む生活を守る / 髙田 明恵(児童福祉学科一回生)
・基地がある恐ろしさ / 田中 優希(日本史学科一回生)
・沖縄迫害の今 / 田仲真衣香(臨床心理学科二回生)
・戦後に培われてきたものとは / 藤井 渉(社会福祉学部准教授)
・守禮之民の非暴力抵抗―阿波根昌鴻と瀬長亀次郎― / 八木 晃介(名誉教授)
・沖縄のアイデンティティ / 吉永 純(社会福祉学部教授)
現地考察特別講演
・戦後沖縄の平和活動の原点―阿波根昌鴻さんの非暴力平和思想 / 石原 昌家(沖縄国際大学名誉教授)
・沖縄の思い・戦争はまだ終わっていない!怒りは限界を超えた!~辺野古新基地建設反対運動の経過(二見以北を中心に) / 浦島 悦子(フリーランスライター)
編集後記