◆第125回例会
家族分離・虐待を経験した子どもたちのその後 ―傷つきからの回復を支える社会のあり方とは―
梅谷聡子(社会福祉学部講師=児童福祉・ソーシャルワーク)
度々報道される児童虐待のニュースに、皆様も接することがあるでしょうか。児童虐待への社会的関心の高まりも影響し、現在、児童相談所への児童虐待の相談件数は年間20万件を超えています。虐待等の理由で子どもが児童相談所に保護され、家族からの分離が必要となった場合、子どもたちの多くは社会的養護という制度のもと、施設や里親において養育を受けることとなります。現在、この社会的養護において、約4万2千人の子どもが生活しています。
虐待や家族分離を経験した後も、子どもや家族の人生は続きます。子どもが生じた傷つきから回復し、その後の人生を歩むために、同じ社会に生きる私たちには何ができるでしょうか。本例会では、社会的養護のもとで育った若者や、援助者へのインタビュー調査の結果をもとに、皆様と共にこの問いについて考えていきたいと思います。
【日 時】2024年10月1日(火) 午後6時~午後8時
【場 所】花園大学 返照館102教室
【参加費】無料
【開催にあたっての注意点】
対面+オンラインのハイブリッド形式で開催いたします。
★オンラインでの参加をご希望の方
オンライン視聴方法のご案内のため事前にお申し込みください。
参加希望の方は、下記アドレスまで所属(学科・学生番号・お名前)を
ご記入の上、お申し込みください。
申 込 先:jinken@hanazono.ac.jp
申込期日:9月24日(火)
★対面について
お申し込みは不要です。当日、直接会場にお越しください。