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「児童福祉施設等実習指導」で外部講師による特別授業(6月3日)

 児童福祉学科では、これから実施される児童福祉施設等実習に向けて、現在事前学習を進めています。6月3日は、社会福祉法人滋賀県障害児協会より法人本部本部長の大瀧幸夫様、古谷梓様、東政輝様をお招きして、施設職員のお仕事の実際と魅力についてお話を伺いました。

実習指導特別講義前半.png 本学の卒業生でもある東さんは、ご自身が大学生時代に経験をした実習で「福祉のリアル」に触れ、福祉の道を歩まれる決心をされたそうです。利用者の方々の「人生に長く寄り添えるお仕事に魅力を感じた」と話されていたことがとても印象的でした。具体的な職務内容のほか大学時代のスキルアップとして取り組まれていたこと、就職活動の進め方、大学で学んだことが現在にどのようにつながっているか・・・など受講生にとっては関心の高い内容ばかりで、みんな釘付けになってお聞きしていました。

実習指導特別講義中盤.png

 お話を伺った後は、ホワイトボードを使って感想を共有したり、講師に質問をしたり・・・。交流の時間をたくさん持つことができました。古谷さんがおっしゃっていた「福祉という分野は、病気や障害の有無に関わらず、誰もがお世話になる可能性がある」という言葉にみんながうなずく場面もあり、福祉施設がより身近に感じられるようになりました。受講生の疑問や不安についても、一つひとつ丁寧にお答えくださったので、「実習に向けて心の準備ができた」「実習への期待感が膨らんだ」という受講生がたくさんいました。実習を行うこと自体がゴールではなく、専門性を身につける重要な機会であると捉え、実習後の自分を思い描いて実習を行う必要性を実感しました。

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 貴重なお話を胸にこれから有意義な実習を行い、大学生活やそれぞれの将来につなげて欲しいと願っています。特別講師としてお越しいただいた3名の先生方、本当にありがとうございました。