第27号(2005年12月発行)
巻頭言
戦争こそ人権侵害の最たるもの / 八木 晃介(文学部教授)
[第1特集]第19回花園大学人権週間
前夜祭 映画「パッチギ!」
背景から見える朝鮮人の事情 / 吉田 泰輔(国文学科3回生)
講師の先生方への事前学習
・上杉 聡さん「アジア歴史認識の対立をめぐって」 / 八木 晃介(文学部教授)
・牧口一二さん『日本では高齢から「借りもの人生」―障害者の「自立支援法」とやらに想う」
/ 韓 七菊(福祉心理学科3回生)
・石原昌家さん「沖縄から日本へ~ヘリ墜落、1年後からのメッセージ~」 / 上間紗耶香(福祉心理学科2回生)
[第2特集]「沖縄からの反撃」の現場をあるく ―有事法制・戦時下の沖縄を考える(パート4)―
夏季現地考察報告
未来への架け橋 / 佐原 多美(人権教育研究センター事務職員)
参加者の感想レポート
・ウチナーンチュの心の声をあなたに。 / 上間沙耶香(福祉心理学科2回生)
・砂浜のキャンプ / 植村 要(福祉心理学科4回生)
・暴力化した権力 / 小田切由里(本学卒業生)
・遠い沖縄の地を訪ねて… / 川瀬 映里(社会福祉学科3回生)
・命どう宝(ぬちどうたから)の大切さ ~青い海の地で脅かす者~
/ 小鯛 美香(社会福祉学科3回生)
・抵抗のスタイルを考える / 里中えつ子(人権研センター受講生)
・影武者と名づけたい沖縄 / 徐 銀柱(大学院博士後期課程)
・沖縄県民は恐怖なんか恐れない / 韓 七菊(福祉心理学科3回生)
・沖縄の苦悩を追体験できるだろうか / 八木 晃介(文学部教授)
・暗澹たる沖縄―二〇〇五年の旅から― / 山田 邦和(文学部教授)
・置き去りにされる反戦の怒り / 横道みさを(社会福祉学科1回生)
・傷ついていく沖縄 / 吉田 泰輔(国文学科3回生)
・安穏たる生活を求めて / 渡邊 美香(国文学科3回生)
・八木先生、フィールドワーク参加者の皆さま / 阪本 菜緒(京都女子大学学生)
[現地特別講演]
・海の平和のための辺野古闘争・この一年 / 浦島 悦子(フリーランス・ライター)
・沖縄から日本が見える / 石原 昌家(沖縄国際大学教授)
人権研センター〈春のミニ・フィールドワーク〉
「NPO丹波マンガン記念館」報告
・Mの悲劇 / 青山 公胤(国際禅学科3回生)
・『丹波マンガン記念館』を通して得た感情 / 今井 友恵(福祉心理学科4回生)
・強制連行に見る朝鮮人の苦労 / 川崎あつ子(史学科3回生)
・丹波マンガン記念館見学6時間後 / 竹下かりん(史学科4回生)
・冷ややかな負の遺産 / 宮薗亜紀子(史学科4回生)
編集後記