人権教育研究センター

附属機関 人権教育研究センター

センター報「人権教育センター報」

第39号(2011年12月発行)

巻頭言
花は愛惜に従って落ち 草は棄嫌を逐うて生ず / 細川景一(花園大学学長)

[第1特集]第25回花園大学人権週間
前夜祭・上映会
『風が吹くとき(When the Wind Blows)』 / 中尾 良信(文学部教授)
講師の先生方への事前学習
・樋口 健二さん 「人のせいに、しない。」 / 児嶋 文憲(国際禅学科2回生)
・川野 眞治さん「安全神話の崩壊」   / 澤守 豊文(大学院仏教学専攻)
・守田 敏也さん 「復興ではなく再創造を ~Atomic ageへの処方箋~」  / 宮西 優誌(国際禅学科3回生)

[第2特集]「沖縄からの反撃」の現場をあるく ―有事法制・戦時下の沖縄を考える(パート10)―
夏季現地考察報告
夏季現地考察の記録 / 首藤 晶子(人権教育研究センター事務職員)
参加者の感想レポート
・今も続く厳しい現状 ~フィールドワークに行って / 一岡真梨英(社会福祉学科1回生)
・やんばるの森で起こっている本当のこと / 小鯛 美香(社会福祉学科卒業生)
・花園大学人権教育研究センター・2011年度沖縄夏季現地考察報告 / 小林 良幸(大学院仏教学専攻)
・二〇一一年、夏、沖縄 / 篠原 貴史(臨床心理学科5回生)
・「沖縄からの反撃」の現場をあるく / 新谷 文子(臨床心理学科4回生)
・フィールドワークに参加して / 寺田 陽子(社会福祉学科4回生)
・モザイクがはずされる日 / 中尾 良信(文学部教授)
・動かぬもの、動かさねばならないもの / 藤井 渉(社会福祉学部講師)
・三日間のフィールドワークを振り返って。 / 古川 唯(臨床心理学科3回生)
・「一人前の日本人」ということば / 森本泰弘(法人本部事務局員)
・旧交をあたためる -「沖縄」現地考察への私的な意味付与/ 八木 晃介(文学部教授)
[現地特別講演]
・米軍基地問題 この一年 / 浦島 悦子(フリーランス・ライター)
・金武町伊芸区の現状 / 池原 政文(前金武町伊芸区長)
・緊急に問われる沖縄戦体験継承のあり方と沖縄のいま -一九九五年十二月からの定点観測・花園大学 / 石原 昌家(沖縄国際大学名誉教授)

和歌山<冬季フィールドワーク>報告
・大逆事件と堺利彦、そして現代日本 / 赤司 敏紀(史学科卒業生)  
・熊野の歴史から学ぶ / 河合由美子(臨床心理学科2回生)
・故郷の歴史再発見 ~二〇一〇年冬季現地考察に参加して / 合田 千景(非常勤講師)
・みせしめと弾圧・大逆事件について / 新谷 文子(臨床心理学科4回生)
・「二〇一〇度冬季現地考察に参加して」 / 匠 輝雄(臨床心理学科3回生)
・大逆事件とは -二〇一〇年度冬期現地考察によせて- / 中尾 良信(文学部教授)
・大石ドクトル、毒取る先生と呼ばれていた大石誠之助 / 根本 治子(非常勤講師)
・大逆事件から学んだこと / 福井 裕恵(臨床心理学科卒業生)
・あらためて歴史を学ぶ意味-「大逆事件」をめぐって / 堀江 有里(非常勤講師)
・花園大学人権教育研究センター 二〇一〇年度冬季現地考察に参加して / 宮川 知子(社会福祉学科卒業生)
・峰尾節堂と妙心寺教団の戦前・前後 / 八木 晃介(文学部教授)
・和歌山「大逆事件」を辿って / 吉田 泰輔(国文学科卒業生)
・大逆事件の一断面 ~新宮グループと峯尾節堂 / 吉永 純(社会福祉学部教授)

奈良・水平社博物館<春季フィールドワーク>報告
春季フィールドワーク報告
春季ミニ・フィールドワークの記録 / 首藤 晶子(人権教育研究センター事務職員)
参加者の感想レポート
・水平社博物館~人権のふるさとを訪ねる~ / 合田 千景(非常勤講師) 
・改めて思う仏教と部落問題 / 中尾 良信(文学部教授) 
・医療政策とのクロスオーバー / 藤井 渉(社会福祉学部講師) 
・水平への眼差し ~passino受難と情熱~ / 宮西 優誌(国際禅学科3回生)
・「平等」について少し考えてみました。 / 室津 龍之介(法人本部事務局員)
・水平社博物館を訪ねて / 森本 泰弘(法人本部事務局員)
・全水九〇周年を前に感じたこと / 八木 晃介(文学部教授)  

シリーズ・花園大学の特色ある授業(16)
貧困を学ぶ ~現場重視のゼミ活動に取り組んで / 吉永 純(社会福祉学部教授)

編集後記