第53号(2018年12月発行)
巻頭言
見聞覚知 / 中尾 良信(人権教育研究センター研究員)
[第1特集]第32回花園大学人権週間
前夜祭/上映会
登場人物の一員となって / 首藤 晶子(人権教育研究センター事務職員)
講演
玉城ちはるさん(シンガーソングライター・ホストマザー)
玉城ちはるさん ようこそ花園大学へ 自己や社会を見つめ直すきっかけに / 中 善則(文学部教授)
大阪府立松原高等学校のみなさん
「1ミリでもいいので自分たちのできることをやりたい。社会が変わるきっかけにするために」~高校生たちは「貧困」にどう向き合ったか/大阪府立松原高校の取り組み / 吉永 純(社会福祉学部教授)
松原洋子さん(立命館大学大学院先端総合学術研究科 教授)
命の選別 / 中尾 良信(文学部教授)
[第2特集]フィールドワーク報告
冬季フィールドワーク報告
―徳島県徳島市、鳴門市―
冬季フィールドワークの記録 / 首藤 晶子(人権教育研究センター事務職員)
参加者の感想レポート
・淡路・徳島の旅―本当の祈りを訪ねて / 太田 恭治(人権研センター委嘱研究員)
・意識の変化 /久保田 明(臨床心理学科一回生)
・敗者は敗者を知る / 島崎 義孝(人権研センター委嘱研究員)
・パーソナルな芸から見えてくること / 新谷 文子(臨床心理学科卒業生)
・「神使い」となって「福を届ける」―阿波に伝わる祝福芸を受け継ぐ人びと― / 西岡 秀爾(社会福祉学部准教授)
・”知る”体験 / 平井 康貴(日本史学科一回生)
・ふたつの「ケガレ」観念を考える / 八木 晃介(名誉教授)
・圧巻だった「阿波木遇箱まわし」 / 吉永 純(社会福祉学部教授)
春季ミニ・フィールドワーク報告
―「貧困」について考える~大阪府立松原高等学校の取り組みから
春季ミニ・フィールドワークの記録 / 首藤 晶子(人権教育研究センター事務職員)
参加者の感想レポート
・食卓を通じたつながり、そして連帯 / 梅木真寿郎(社会福祉学部教授)
・子ども食堂と居場所づくり / 大石 千尋(社会福祉学科三回生)
・未来のための居場所 / 太田 智也(児童福祉学科四回生)
・居場所づくりの大切さ / 大橋 諒也(社会福祉学科三回生)
・つながりのある居場所~松原高等学校の取組み~ / 岡本 公孝(社会福祉学科三回生)
・ハイティーンの支援について考える~春季ミニ・フィールドワーク(松原高校)に参加して / 越智 紀子(社会福祉学部専任講師)
・生活保護は自己責任なのか / 亀山 俊一(社会福祉学科三回生)
・それぞれの子ども食堂 / 久保田 明(臨床心理学科二回生)
・だからこそできること / 小林 光長(臨床心理学科二回生)
・「子ども食堂」を通して見る日本の貧困と社会 / 島崎 義孝(人権研センター委嘱研究員)
・高校生だからこその「子ども食堂」 / 下沢真衣子(臨床心理学科四回生)
・他人事から自分事につなげる架け橋 / 新谷 文子(臨床心理学科卒業生)
・生徒たちが得たもの / 竹原 大起(臨床心理学科二回生)
・解放教育は生きていた! / 八木 晃介(名誉教授)
・子ども食堂を知る / 山口 静句(社会福祉学科三回生)
・子どもの貧困打開のための新たな展開~支援される側から支援する側へ / 吉永 純(社会福祉学部教授)
夏季フィールドワークの報告
―「戦争」と「平和」について考える~長野県、岐阜県、愛知県
夏季フィールドワークの記録 / 首藤 晶子(人権教育研究センター事務職員)
参加者の感想レポート
・満蒙開拓平和記念館と非戦の誓い / 梅木真寿郎(社会福祉学部教授)
・フィールドワークに参加して~思い出す家族の戦争体験 / 木元 房代(臨床心理学科卒業生・聴講生)
・目で見て学ぶ歴史 / 久保田 明(臨床心理学科二回生)
・「当たり前」が「当たり前」でなくなる時 / 佐野 拓人(臨床心理学科五回生)
・「満蒙開拓平和記念館」に思うこと / 島崎 義孝(人権研センター委嘱研究員)
・自分事として考える「手立て探し」 / 新谷 文子(臨床心理学科卒業生)
・満蒙開拓平和記念館を訪ねて / 中島 志郎(文学部教授)
・特別な旅 / 李 彩蘭(文学部専任講師)
・【2018夏・戦争と平和を考えるフィールドワーク】
「二度と私のような人間が出ないようにしてほしい」~満蒙開拓平和記念館を訪ねて / 吉永 純(社会福祉学部教授)
[第3特集]【追悼】 姜 在彦先生
・姜 在彦先生との出会いと別れ / 愼 英弘(人権研センター委嘱研究員)
・波乱万丈・闘いの人生 姜在彦先生への個人的な思い / 八木 晃介(名誉教授)
編集後記