第103回例会(詳細)
「みんなで貧しくなりたいですか?~生活保護費引き下げの意味」
吉永 純(社会福祉学部教授=公的扶助論)
2018年10月から生活保護費が引き下げられます。2013年、2015年に続く引下げであり、母子加算などひとり親世帯へ加算額も減額される予定です。これらの引下げは、単に生活保護世帯の生活が苦しくなるだけでなく、最賃や就学援助など生活保護費を目安にしている様々な施策に影響し私たちの生活の「岩盤」を掘り崩すものです。また「子どもの貧困」対策にも逆行するものです。今回は私たちの生活の底支えをしている生活保護費の引下げの意味を考えます。
【日時】2018年5月30日(水曜)午後6時~
【会場】本学教堂2階会議室
※無料・申込不要・どなたにもご参加いただけます。