人権教育研究センター

附属機関 人権教育研究センター

公開講座

第113回例会(詳細)

メディアとジェンダー
―マンガが人を傷つける? でも、どうやって?
秦 美香子(文学部教授=マンガ研究、メディア研究)

 

第113回例会では、「表現が人を傷つける」ということについて、6つの質問に基づいて考えてみたいと思います。報告者がマンガ研究・ジェンダー研究を専門としているため、マンガとジェンダーをめぐるトピックが報告内容の中心になりますが、様々な表現で様々な側面から起こりえる「表現が人を傷つける」を考える予定です。
6つの質問は、次の通りです。
(1) 人はどんな表現によって傷つけられるのか?
(2) そもそも、表現が人を傷つけることは可能なのか?
(3) 少数派の「傷ついた」だけが注目されるべきなのか?
(4) 少数派が少数派の表現によって傷つけられた場合、どちらの意見が優先されるべきなのか?
(5) 表現によって傷つくなら、そんな表現は見ないようにすればいいだけではないか?
(6) より良い表現のために、我々に何ができるのか?
どれも、単純明快な答えを出せるような質問ではありませんが、皆さんと一緒に考え、議論する時間を持てればと思います。

【日 時】2021年10月15日(金) 午後6時~

開催にあたっての注意点

□学内の方へ
【開催場所】惺々館102教室
参加人数の確認のため、参加ご希望の方は、下記メールアドレスまでお知らせください。
オンライン視聴を希望される方は、その旨もあわせてお知らせください。

□学外の方へ
学外の方についてはオンラインで開催いたします。
参加ご希望の方は、下記メールアドレスまで、 氏名・連絡先をご記入の上、お申込みください。
開催前に閲覧方法などご案内いたします。

メールアドレス:jinken@hanazono.ac.jp
申込期日:10月8日(金)