人権教育研究センター

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公開講座

第121回例会(詳細)

クィア神学の可能性――キリスト教における性規範の問い直し
堀江有里(公益財団法人世界人権問題研究センター専任研究員/
人権教育研究センター委嘱研究員=社会学・フェミニズム・クィア神学)

 

性の多様性が認識されつつある日本社会。性的マイノリティの存在は可視化されつつも、他方では日本の政策の中では、その間に分断が持ち込まれているのも現実です。昨今は「LGBT理解増進法」の議論の過程で明らかになりました。
キリスト教は性的マイノリティの抑圧に加担してきた宗教のひとつです。同時に、日本においても抑圧や差別への抵抗を習合行動として展開してきた動きもキリスト教の中にはあります。性差別や性的マイノリティ差別への抵抗はどのように行われてきたのか。キリスト教における規範の問い直しと同時に、日本社会における性の多様性を阻害する宗教についてもご一緒に考えてみたいと思います。

【日 時】2023年10月16日(月) 午後6時~午後8時
【場 所】花園大学 返照館102教室
【参加費】無料

【開催にあたっての注意点】
対面+オンラインのハイブリッド形式で開催します。
オンライン視聴方法ご案内のため事前にお申し込みください。
参加ご希望の方は、下記メールアドレスまで、 氏名・連絡先・参加方法
(対面 or オンライン)をご記入の上、お申し込みください。
※対面については、当日参加も受け付けます。

【メールアドレス】jinken@hanazono.ac.jp
【申込期日】10月10日(火)