国家試験結果情報/合格体験記
令和4年度合格体験記
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公認心理師養成大学院(花園大学大学院社会福祉学研究科臨床心理学領域)
小畑 俊輔
- 2023年3月
- 花園大学社会福祉学部臨床心理学科卒業
合格体験記
花園大学院の臨床心理学領域に合格したため、今回合格体験記を書く運びとなりました。
私は高校生の頃から、将来は心理専門職になりたいと考えていました。そのため花園大学の臨床心理学科に入学し、臨床心理士と公認心理師を将来の自己像として設定し、キャンパスライフを過ごしていました。
大学院の受験勉強は、想像していた通り大変でした。それまで勉強の習慣がなかった私が、沢山勉強をできるはずもなかったので、最初のうちは一日の内の少しだけでもいいと思い、勉強を習慣化させていくことから始めました。また、私は誘惑に負けてしまうことが多々あったので、スマートフォンなどの誘惑となる物をすべて自宅において、自宅外で勉強する日も少なくありませんでした。私の周りには就職する人がほとんどで、受験のことの相談や共感を得ることができず孤独を感じがちでしたが、進学したいという強い気持ちと、友人や家族の支えがあり合格に繋がったのだと思っています。受験期間を通して、当然ですが、ただ心理専門職になりたいという考えや、資格コースに所属しているというだけでは、自己実現はできないということを痛感しました。
大学院に進学してからは、沢山の知識と経験を身につけていきたいと考えています。大学院受験では、辛さや寂しさ、できなさ感などのマイナスの感情が絡みましたが、合格した時、自分でもやればできるという自信と達成感も得られました。改めて大学院に合格できたのは、いつでも激励の言葉をかけてくれた友人と、学習環境をサポートしてくれた家族のおかげだと感じています。まだ少し力を借りて、更なるステップアップをしたいです。
社会福祉士および精神保健福祉士 国家試験資格
桒野 起知
- 2023年3月
- 花園大学社会福祉学部臨床心理学科卒業
合格体験記
この度、無事に社会福祉士、精神保健福祉士、スクールソーシャルワーカーの3つの資格を取得することができ、合格体験記を書くことになりました。
私は、4回生の4月から、一問一答などの勉強を始めていたものの、スクールソーシャルワーカーの実習が、12月下旬まであり、勉強との両立が大変でした。過去問を解いただけで挑んだ模試では、当然のように思うような結果が出ず、本番まで残り3か月と不安でした。しかし、11月から生活は一変、勉強と実習中心の生活に変わりました。1日に多い時で10時間以上、仲間と支えながら国家試験の勉強に打ち込みました。
国家試験の勉強は、効率よくやれば人に説明できるまでに知識がついてきます。はじめは理解できない問題も、次第に正誤の根拠が理解でき、選択肢が絞れるようになりました。
勉強の仕方は、人それぞれですが、私は参考書を1つに絞り書き込み、キーワード同士に繋がりを持たせていくことで、効率よく知識を増やせ、応用が利くようになったと思います。本番は独特な緊張感がありますが、努力は裏切りません。自分がやってきたことを最後まで信じてやり切ってください。
最後に、一緒に勉強をした仲間と環境を整えてくれた先生方に恵まれました。個人の努力も大切ですが、1人で取り組んでいたら、きっと何処かで心が折れていたと思います。それだけ、周りに助けられていたということです。時には息抜きをしながら、せっかくやるなら苦しみながら勉強をするのではなく、楽しみながらやってください。「わかる!」が増えると、少しだけ楽しくなってきます。
皆様の努力が実を結ぶことを切に願っております。
特別支援学校教諭
松場 優芽
- 2023年3月
- 花園大学社会福祉学部臨床心理学科卒業
合格体験記
この度、教員採用試験に合格し、4月から滋賀県の特別支援学校で勤務することとなりました。
私は、「特別支援教育」「福祉」「心理」の3分野を総合的に学びたいと考え花園大学に入学しました。この合格体験記では、私が教員になるために、大学生活で意識していた2つのことをお伝えしたいと思います。
1つ目は、基礎となる知識をしっかりと身につけることです。実践や体験から学ぶことはとても大切なことです。しかしながら、それらの経験から深い学びを得るためにはベースとなる知識が必要であると考えています。そのため、興味を持ったことは自分で調べたり、先生に積極的に質問したりと自発的に知識を得るようにしていました。
2つ目は、多角的な視点を身につけることです。多角的な視点を持つことは、子ども達と関わったり周囲と連携を図るうえで重要なことであると感じています。私は、「特別支援教育」と「福祉」を重点的に学んできました。そのため、教育に関する知識や視点だけではなく、子ども達に関わる福祉制度や、福祉職・福祉の役割など、福祉に関する知識や視点も学ぶことができました。課外活動では知的障害児者の余暇支援活動を行う「休日余暇支援活動じゃりんこ」に参加したり、学校ボランティアや障害当事者団体に参加しました。これらの活動で、様々な障害・特性のある方々、障害児者の保護者の方々、現場の先生や職員の方々と出会い、深く関わることができました。また、障害児者やその家族、学校、福祉現場を取り巻く状況の一部を知ることができました。これらの経験により、様々な角度や立場に立って物事や人の言動を捉えることができるようになったと考えています。
ここで挙げたことは、教員として働きだしてからも、また、他の職種に就く場合でも重要なことだと思っています。私自身も、これらのことを意識し続け、教員生活を楽しんでいきたいと思います!努力はきっとあなたの魅力になります!がんばれ花大生!!