社会福祉士・精神保健福祉士「合格体験記」
社会福祉士・精神保健福祉士「合格体験記」
5月7日の社会福祉特論では、今年の社会福祉士、精神保健福祉士試験に合格した先輩3人から合格体験記を聞きました。3、4回生50人ほどが熱心に聞き入り、いろいろと質疑応答がありました。先輩からは、国家資格をなぜ取るのか、仕事のメリット、受験勉強のコツなど大変有益なお話がありました。
忙しい中来て下さった先輩の皆さん、ありがとうございます。期待に応えて来年に向けてがんがります!!
【来て下さった先輩のみなさん】(いずれも、2019年3月卒)
長澤宏季さん(臨床心理学科卒、社会福祉法人グロー)/湯浅栄太さん(社会福祉学科卒、南丹市社会福祉協議会)/吉田朱里さん(臨床心理学科卒、長岡ヘルスケアセンター)
応援で来てくださった卒業生 川島美香さん(琵琶湖病院)/諏訪友美香さん(水口病院)
【先輩のお話】
〇 資格のメリット
「4月から就職したが、国試の勉強が仕事でもすごく役に立っている。毎日の申し送りでも専門用語がバンバン出てくる。勉強していなかったらついていけてないだろう」
「資格があれば入職10年目に仕事が広がる。地域包括への異動も可能になる。」
〇 実習と仕事
「社会福祉士の実習に行ったおかげで、支援のモニタリングなどをするときに役にたっている。やはり実習は大切」
〇 合格のポイント
「何で国家試験と受けるのか、モチベーションの維持が大事」
「資格は学生時代しか取れないと思った方がいい。社会人になってからでは無理。仕事で覚えることが多過ぎるから。」
〇 具体的勉強の仕方
「過去問3年分、模擬問題3年分を、それぞれ3回解いた。そうするとだんだん問題の傾向がわかってくる」
「社会福祉士と精神保健福祉士のダブル合格が大変だったが、共通科目をしっかり重視することが大事だ」
〇 仲間が何より大切、メンタル対策
「仲間が大事。わからないところを教え合いながら、サボらないように「監視」し合いながら」
「メンタルが折れそうになったら、終わったらやりたいこと(例 ディズニーに行く)を書いて壁に貼っておく。勉強しない日を作って気分転換を図るなどで乗り越えた」
(記:吉永敦教授)