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北部福祉フィールドワーク実践報告会で本学学生が発表を行いました

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北部福祉フィールドワーク実践報告会

11/12、「北部福祉フィールドワーク実践報告会」(京都府・きょうと介護・福祉ジョブネット主催)が開催されました。上野谷加代子先生(同志社大学教授)の基調報告を受けて行われた「フィールドワーク実践報告」では、本学2回生の宇都宮浩生さんが登壇し、今年8月に参加したフィールドワークを通しての学びや自分の中の変化について、報告を行いました。

その発表内容を一部紹介します。

一日目は、小規模多機能施設を訪問し、「ここが施設とは思いもしなかった」という驚きからの学び

なぜ「施設」が嫌われるのかということや「人気の秘訣」を考えるようになったこと。

二日目は、障害のある子もない子も一緒に過ごすという初めての経験からの学び

特に「偏見って大人の側が作っているのではないか?」ということを考えるようになったこと、小さい頃からの経験を支える人の力が大切だと感じたこと。

三日目は、子育て交流施設を訪問し、親子が「ここに来たい」と思ってもらえる「しかけ」づくりからの学び

対人援助だけではない専門職の幅広さ、施設を活用した専門職のアプローチや地域住民との「つながり」をイメージできるようになったこと。

今回のフィールドワークで、一番印象に残っているエピソードとしては、ある職員さんが『デザイン力』と言われたことをあげていました。

自分のボランティア活動の課題にも触れながら、「人に伝える、わかってもらうだけではなくて、どうやってわかってもらうのか、その伝え方や、伝わるもの、何にポイントをおいて、何をして、何が成果なのか、そういうことから、事業をつくってみるとか、計画を立ててみるとか、そうしたことに興味を持つようになりました」

「今回のフィールドワークでは、3日間という短い期間でしたが、自分の視野の狭さに気づき、福祉をもっと広く学んでいきたいと考えるようになりました」

このような大きな経験をさせてくださった関係者各位に厚く御礼申し上げます。

  • 京都府北部フィールドワークとは、京都府北部地域(舞鶴・福知山・宮津等)での福祉実習を学ぶプログラムで、2泊3日のフィールドワークを体験します。
  • 今回のフィールドワークは、「京都府北部人材フィールドワーク事業」の制度を活用し、北部フィールドワーク事業コーディネーターおよび社会福祉法人大樹会の協力を得て実施したものです。本学からは、宇都宮さんを含めて9名が参加しました。

(記:越智紀子講師)

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