吉永純教授が『よくわかる生活保護ガイドブック1』『〃 2』を出版されました。
吉永純先生が『よくわかる生活保護ガイドブック1』『〃 2』を出版されました。
吉永先生にこの本のことをお話しいただきます。
Q.この本の内容について、簡単に教えてください。
A.生活保護ケースワーカーや支援者、利用者、学生や研究者を対象に、生活保護の実務と支援について、そのポイントをQA方式で(1つのQAについて見開き2頁を基本。各40~50程度のQA)解説したものです。
Q.柔らかい表紙で、接しやすそうな本ですが、この本の出版のねらいを教えてください。
A.生活保護の運用や支援は複雑で難しいと言われています。しかし、貧困が広がっている今日、生活保護制度を活用した支援が求められています。そうした狙いで、簡潔でわかりやすいQA方式とし、漫画家(柏木ハルコさん)にイラストも描いていただきました。
Q.最後に、これから福祉を学ぼうとする人に、一言お願いします。
A.ソーシャルワークの源流は貧困への対応にあると言われています。貧困が拡大している今日、生活保護の実務やケースワークを学ぶことは、ソーシャルワークを学び直しその現代的な意味を考えることにつながります。ぜひ手に取って読んでみて下さい。
『よくわかる生活保護ガイドブック1 Q&A 生活保護手帳の読み方・使い方』全国公的扶助研究会監修、吉永純編著、明石書店、2017年11月
『よくわかる生活保護ガイドブック2 Q&A 生活保護ケースワーク支援の基本』全国公的扶助研究会監修、吉永純+衛藤晃編著、明石書店、2017年11月