2019年度「中学校の大学生体験&キャンパス見学」15校受け入れました。
花園大学地域連携では、キャリア教育の一環として、中学校の大学生体験&キャンパス見学を受け入れています。
体験内容は、大学教員による模擬講義、地域連携スタッフや大学生キャンパスガイドによる大学説明、大教室体験、図書館や歴史博物館、教堂見学、坐禅体験、大学食堂でのランチなど、見学時間や希望に応じてツアーを組んでいます。
大学内を、まるで大学生のようにキャンパス体験をすることによって、自分の将来を考える一助になるよう、ガイドをしています。
模擬講義では、大学教員が中学校での勉強と大学の講義の違いをベースにして、学生に配布する資料をそのまま使って専門分野の講義を行います。少し難しい内容も含まれますが、大学では、自分のやりたいことを追求できる楽しさがあることを伝えています。
花園大学ならではの体験は、歴史博物館見学と坐禅体験です。歴史博物館では、かつて平安京の大内裏があった大学構内から発掘された平安時代の出土品を見ることができる常設展と、その都度展示品が変わる特別展があります。
坐禅体験は、180人が一同に坐ることができる大きな禅堂で、法話とプチ坐禅体験ができます。3分から5分ほどの坐禅とはいえ、生徒たちはほぼ初めての体験。足がしびれたり、なかなかじっとすることができなかったりするようですが、後ほど送られてくる感想文を読むと印象に残ったと書いてくれます。
中学校が対象ですが、今年は希望により小学校も受け入れました。大教室での学生による大学クイズや坐禅体験はとても印象に残ったようです。
2019年度は12月現在で、中学校14校と小学校1校が体験されました。
南丹市立園部中学校、大山崎町立大山崎中学校、京都市立下鴨中学校、若狭町立上中中学校、宇治市立黄檗中学校、精華町立精華南中学校、京都市立九条中学校、京田辺市立培良中学校、城陽市立西城陽中学校、京都市立神川中学校、京都市立太秦中学校、京都市立西賀茂中学校、敦賀市立気比中学校、京都市立四条中学校、三重県伊賀市友生小学校