花園大学公開講演会 『西郷どんの実像に迫る』開催しました
花園大学公開講演会『西郷どんの実像に迫る』
無聖館ホールが熱気につつまれた講演会になりました。
小春日和の晩秋、2018年11月24日(土)、
無聖館ホールに320名あまりのみなさんに足を運んでいただき、
花園大学公開講演会『西郷どんの実像に迫る』を開催しました。
講師に、日本近現代史(明治維新史)研究者であり、神田外国語大学准教授の町田明広氏にご登壇いただき、「西郷隆盛と幕末政治 -中央政局の動向を中心に-」と題して主に幕末期までの西郷隆盛について、ご講演いただいた。
町田氏は、島津久光や薩摩藩、幕末史についてのご著書を数多く執筆されており、2017年にはNHK出版から『西郷隆盛 その伝説と実像』を出版されています。
当日は、町田先生のご講演を聞くために遠方からお越しいただいた方も数多くいらっしゃいました。
休憩をはさんで、花園大学文学部日本史学科 松田隆行教授が、「明治期とその後の西郷隆盛 -征韓論・西南戦争・西郷伝説-」と題して、ちょうどNHK大河ドラマの放映と重なる時代について、講演されました。
質疑応答の時間も、競うように挙手があり専門的な質問が飛び交い、30分の質疑応答の時間が短く感じるほどに、先生方が丁寧にお答えし、会場には熱気に包まれました。
講演終了後もなお、両先生を囲む姿が見られました。
ドラマや伝説で語られない、史実に基づいた西郷隆盛の実像に迫った講演となりました。