茶道部和敬會が親子茶道体験会を開きました
京都市右京区まちづくり支援制度助成事業、花園大学茶道部和敬會のイベント第2弾。
2021年12月4日土曜日、花園会館(京都市右京区)で、右京区の幼稚園に通うお子様とごきょうだい、そしてお父さんやお母さんも一緒に、茶道体験をしていただきました。
まずはじめに、お道具の名前を覚えていただきます。
「おちゃわん」、「なつめ」、「ちゃしゃく」、「ちゃせん」、「かいし」
それぞれ何に使うものなのか、ひとつひとつ丁寧に学生が教えます。
そして、待望のお菓子が子どもたちの前に運ばれると、
「おかし ちょうだいいたします!」と元気なごあいさつ。
いよいよ、茶道部のお兄さんが、お茶の点て方を教えます。
「さぁて、これ、なんだったっけ?」
「ちゃせん~~!」
「そう。これで、くるくるしてお茶を点てますよ。」
まず お抹茶をいれます。 「これくらいかなぁ。」
それから くるくるくるくる。子どもたちは、真剣な面持ちで手元に集中。
「おてまえ ちょうだいいたします」とごあいさつをして、いただきます。
ちょっぴり苦いかな。でもちゃんと飲めました。
お父さんやお母さんと学生たちの会話も弾んで、和やかなうちに終わりました。
短い時間でしたが、日ごろなかなかできない「茶道体験」をお寺の会館で、親子一緒に体験していただきました。
今回、お出ししたお菓子も、右京区のお菓子屋さんのお茶菓子です。
お帰りの際には、小さいお菓子と学生手作りのかわいい折り紙を手渡しました。最初は緊張していた子どもたちも帰り際には、学生に「ばいばい!」と手を振ってくれました。
右京区の小さな子どもたちが、この茶道体験から「和のこころ」をちょっぴりでも感じてくれたらうれしいです。