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課程・研究所 国際禅学研究所

飯島 孝良 IIJIMA Takayoshi

職名

副所長

専門分野

禅学、禅文化史、日本宗教思想史

研究領域・テーマ

禅文化の思想史的研究
一休宗純とその周辺に関する文化史的研究
中世から近現代に至る「禅」イメージの展開(鈴木大拙の国内外における影響など)
近代日本思想史における仏教とキリスト教

飯島 孝良

研究者からのメッセージ

「禅」というものについて、そのイメージはこれまで数多く提示されてきました。「一休さん」こと一休宗純のように、これほど多く語られてきたにもかかわらず、その実像があまり知られていない存在もみられます。或いは鈴木大拙などが国内外に伝えた「禅/ZEN」のイメージもまた、実に多様なものとなっています。禅文化にあるこうした多様性や豊かさについて、多くの方がたとともに好奇心をもって学んでいきたく考えています。

略歴

2018年3月
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了
2021年4月
花園大学国際禅学研究所専任講師(現在に至る)

学位

  • 東京大学 博士(文学) 2018年3月
  • 東京大学 修士(文学) 2012年3月
  • 上智大学 学士(地域研究) 2008年3月

所属学会

  • 仏教学の基礎知識Ⅰ・Ⅱ
  • 近代日本仏教史研究会
  • 日仏東洋学会
  • 禅学研究会
  • 仏教史学会
  • 日本佛教学会

主な授業科目

  • 仏教額の基礎知識Ⅰ・Ⅱ
  • 仏教学特論演習(大学院)
  • 禅思想研究演習1-1(大学院博士)

受賞歴

  • 2020年8月 第1回東京大学而立賞受賞
  • 2022年9月 日本宗教学会賞

主な著書・論文等

『語られ続ける一休像:戦後思想史からみる禅文化の諸相』(単著)(ぺりかん社、2021年7月)
『別冊太陽 一休~虚と実に生きる~』(共著)(平凡社、2015年10月)
『近代の仏教思想と日本主義』(共著)(法藏館、2020年9月)
「市川白弦における「即」の論理―その批判的継承と一休の「像」―」(単著)(宗教研究、2018年6月)
「鈴木大拙は日本における禅籍受容をどう考えていたのか―『禅思想史研究』を中心に―」(単著)(近代仏教、2019年5月)
「大拙における禅思想史観と「日本」の位置―「業繋苦」と「霊覚」への問いとして」(単著)(国際禅研究、2020年11月)