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教員一覧

児童福祉学科

北林 雅洋 KITABAYASHI Masahiro

職名

教授

専門分野

科学教育、教育目標・評価論、科学史

研究領域・テーマ

子どもの意見表明権を位置づけた教育論
実験における発見を活用した理科授業論
第一次世界大戦後の科学と社会の関係に関する研究

北林 雅洋

研究者からのメッセージ

子どもの意見表明権を保障する教育とは? 私は主に科学史に基づいて検討してきました。科学の歴史はかん違いの歴史でもあります。子どもたちもたくさんのかん違いをしてくれていて、科学史をふまえると、それらのかん違いに少しは見当がつきます。実験などを通してかん違いに気づけるように働きかけると、子どもたちはおもしろがって応答してくれます。子どもの意見表明権を保障する教育は、このようなところから始まるのでしょう。

略歴

1987年3月
東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻修士課程修了
1989年3月
東京工業大学大学院理工学研究科社会工学専攻博士課程中途退学
2003年10月~2009年3月
香川大学教育学部助教授
2009年4月~2025年3月
香川大学教育学部教授
2025年4月
花園大学社会福祉学部特任教授(現在に至る)

学位

  • 弘前大学 学士(理学) 1982年3月
  • 東京工業大学 修士(社会工学) 1987年3月

所属学会

  • 教育目標・評価学会
  • 日本教育学会
  • 日本科学史学会

主な授業科目

  • 総合的な学習の時間の指導法(特別活動を含む)
  • 初等教育課程論

主な著書・論文等

『理科教育をとらえ直す』(共著)(本の泉社、2019年2月)
「2領域カリキュラムの試み」(単著)(理科教室、2019年8月)
「授業づくりに欠かせない評価とは」(単著)(理科教室、2021年10月)
「防災・減災に向けて子どもたちが考え提案する授業」(単著)(理科教室、2022年8月)
「総合的な学習の時間に「個人追究」を実施することの妥当性と有効性」(共著)(香川大学教育学部研究報告、2022年9月)