学部・大学院

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教員一覧

吉永 純 YOSHINAGA Atsushi

職名

教授

専門分野

公的扶助論

研究領域・テーマ

貧困の現状と最低生活保障のありかた
生活保護における自立支援
生活保護争訟の現状と課題
生活困窮者自立支援制度
無料低額診療事業

吉永 純

研究者からのメッセージ

貧困の拡大が明らかになる中で、その人らしい人生を保障するために社会保障や公的扶助(生活保護)の役割が問われています。
私は、福祉事務所での現場経験を生かし、健康で文化的な生活水準や、効果的な自立支援の方策、また生活保護審査請求や裁判の分析、検討を通じて、利用者本位の生活保護制度をいかにして構築するかを研究しています。

略歴

1979年3月
京都大学法学部卒業
2005年3月
京都府立大学大学院博士前期課程修了
2010年3月
京都府立大学大学院博士後期課程修了
1982年4月
京都市役所就職
福祉事務所を中心に、生活保護ケースワーカー(12年6月従事)をはじめ、生活保護事務、生活保護監査、ホームレス支援、介護保険事務などに携わる。
2006年3月
京都市役所退職
2006年4月
花園大学社会福祉学部助教授
2007年4月
花園大学社会福祉学部准教授
2008年4月
花園大学社会福祉学部教授(現在に至る)
2022年5月
花園大学人権教育研究センター所長(現在に至る)

学位

  • 博士(福祉社会学) 京都府立大学 2010年3月

所属学会

  • 日本社会保障法学会(理事)
  • 日本社会福祉学会
  • 社会政策学会
  • 貧困研究会

主な授業科目

  • 公的扶助論Ⅰ・Ⅱ
  • 公的扶助論
  • 公的扶助ソーシャルワーク
  • 社会福祉学演習A
  • 社会福祉学演習B
  • 社会福祉 卒論指導
  • 学びのナビゲーション:大学入門
  • 人権総論3,2

その他活動

  • 全国公的扶助研究会会長

主な著書・論文等

『生活保護 行政運用・判例・裁決データ集成』(編著)(明石書店、2024年)
『生活保護審査請求の現状と課題』(単著)(明石書店、2020年)
『判例 生活保護』(共編著)(山吹書店、2020年)
『Q&A生活保護手帳の読み方・使い方 第2版』(編著)(明石書店、2020年)
『無料低額診療事業のすべて』(共編著)(クリエイツかもがわ、2019年)
「地方公務員と社会保障法研究ー生活保護法の実施過程における権利実現の探求」(単著)日本社会保障法学会編「社会保障法」第38号(法律文化社、2022年)
「生活保護裁決データベース」(http://seihodb.jp)(2017年開設、2021年更新)