2017年度京都学講座一日目
今年度の京都学講座は、「京と旅・交流」をテーマとして、8月1日から8月3日までの3日間にわたり、一日二部構成、計6回の講義を開催しております。京都をめぐる人・文化・政治について学ぶ3日間、初日の今日は200名を超える来場者がいらっしゃいました。
第一部では泉涌寺宝物館「心照殿」学芸員の西谷功氏より「入宋僧のみた風景、もたらした中国文化」というタイトルで、日本僧が海を渡り宋へと入った目的や、彼らが日本にもたらし現在も息づく文化として残っていった様子をお話しいただきました。
第二部では文学部日本史学科の松田隆行教授より「西郷隆盛と京都・幕末維新」というタイトルで、2018年大河ドラマの主役として注目が集まる西郷隆盛にスポットを当て、激動の幕末、明治初期においてどのように行動したのか、詳細に解説していただきました。
明日8月2日(水)も花園大学無聖館5階にて13時30分より第一部『土左日記』における「旅」、15時20分より第二部「泉鏡花が旅する京都」が開催されます。予約不要、入場無料です。みなさま、どうぞお気軽にご参加ください。