感染力が強い変異ウイルス「デルタ株」の影響で、20歳代以下の人の感染状況が悪化しました。全国でワクチン接種が進むなか、本学でも新型コロナウイルスワクチン職域接種を7月と8月に実施し、ご自身の希望に沿って、800名を超える学生のみなさんが接種を終えました。コロナ禍のなか、これからの教育活動を進めていくためには、非常に有り難く、嬉しく思っています。

さて、2021年度後期授業については、みなさんの希望や不安に寄り添いながら、徹底した感染対策を講じたうえで、対面を基本とした方針で実施します。前期授業同様に、大人数科目や一部の授業については、オンデマンド授業で実施する場合もあります。

今後の感染状況や、国や京都府等からの要請によっては変更する場合もあります。ポータルサイトで随時お知らせすることになりますので、定期的に確認するようお願いします。

長引く新型コロナウイルス感染拡大で大学生活にも様々な影響が生じて、先の見えない不安、ストレスを感じている方も多いかと思いますが、今後も引き続きご自身の健康に留意し、一人ひとりが徹底した感染対策をとり、節度ある行動を取るようお願いします。

感染拡大防止のために、みなさんの継続した協力が必要です。よろしくお願いします。

2021年9月9日

花園大学長　磯田文雄