博物館学芸員課程では、実践的な学びとして館園実習(9/24~28)をおこなっています
拈花館(平成19年度)、楽道館(令和元年度)、返照館(令和2年度)の花園大学考古学研究室による発掘調査の成果を使って、大学キャンパスの地下に眠る平安京跡に関する展示を開催いたします。これは本学歴史博物館の協力のもと、博物館実習の履修生が企画から展示まで担当したものです。
履修生は前期の段階から、発掘調査で検出された遺跡の内容や出土品の理解を深め、その後、平安京の人々の暮らしや文化、その歴史的特性などがどうすれば観覧者に伝わるかなど、さまざまな議論を重ねてきました。
本学ならではの学生主体の構内遺跡の発掘調査で得られた1000年前の記憶は、考古学研究室の学生により地道な整理作業によってようやく全体がわかってきました。そしていよいよ公表という段階を迎えようとしています。
9/30から10/3までの4日間のみではありますが、発掘調査から活用にいたる最後の『実り』ともいうべき展示を、ぜひご堪能ください。
場所 花園大学歴史博物館 第一展示室(無聖館4F)
入館料 入場無料、
開館時間 10:00~16:00
遺物仮置き思案中
展示構成議論中