卒業論文口述試問が開催されました
卒業論文口述試問が開催されました
社会福祉学科/臨床心理学科の卒業論文口述試問が、2月4~5日に行われました。
卒業論文は、4年間の大学生活の集大成です。
この発表会が終わると、いよいよ卒業、という学生生活の大詰めの時期です。
卒論発表会は、論文指導をした主査(ゼミ担当教員)ともう一人副査の教員の前で、執筆した卒論の内容を10分間の発表時間に再構成してプレゼンテーションします。
発表には、それぞれが10分間のスピーチ原稿を作成し、さらにハンドアウトやパワーポイントのスライドを作成して、それを使いながら発表します。
発表の後は、副査の教員との5分間の質疑応答が待っています。
「緊張するわ」と言いながらも、しっかりとスピーチ原稿を読み上げ、副査の教員からの質問にもしっかりと自分なりの考えを述べている学生の姿を見ると、4年間の成長がよく分かります。
社会福祉学科の学生は、貧困や介護などのさまざまな福祉問題を取り上げたり、施設職員、あるいは当事者への調査を通じて、その問題の現状を捉え、より良い対策について提言するような論文が多いようでした。
臨床心理学科では、さまざまな心理問題について心理統計調査を用いて分析したり、社会福祉士実習を経験した学生はその体験を元にした調査研究が行われていました。
口述試問が終われば、いよいよ学位授与式を残すだけ。
もうすでに、卒業後の就職先の研修に出席したり、新しい住まいに引っ越ししている学生もいます。
残り少ない学生生活です。学生諸君は大学生活を満喫し、新しいステージへと羽ばたいていって下さい。
(記:福富教授)