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「ソーシャルワーク実習指導Ⅰ」で田中聖さん、川村佐絵子さんから社会福祉協議会について学びました。

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「ソーシャルワーク実習指導Ⅰ」で田中聖さん、川村佐絵子さんから社会福祉協議会について学びました。

本日(63日)の「ソーシャルワーク実習指導Ⅰ」のテーマは「社会福祉協議会について学ぶ」です。そこで京都市社会福祉協議会から田中聖さん、川村佐絵子さんお越しいただき、「社会福祉協議会」について講義をいただきました。

社会福祉協議会(以下、社協)は地域福祉を推進する民間組織ですが、学生にとってはなかなかその全体像や実践のあり方が捉えにくいところです。

田中さんからは、社協が行っているさまざまな事業、それを支える社協組織やそれぞれの部門の役割、地域福祉活動計画、災害発災時の社協の役割(災害ボランティアセンター)など、非常に広範囲にわたるお話しをいただきました。

この授業では、2回生がさまざまな社会福祉実践現場について学び、3回生時の実習先として希望する実践現場を選ぶための道筋を歩むものです。

その中には、「社協の仕事は、地域の人たちの地域活動に対するそれぞれの思いを意識しながら関わっていく事が大切」「制度に乗らない生きづらさを抱えた人たちの存在に気づき、寄り添っていく」「地域共生社会をめざして多様な支え合いができる仕組み作りをおこなっていく」など、社協実践の根幹に触れることばがたくさんちりばめられていました。

講義を受けての質疑の時間では「社協の仕事は多岐にわたることが分かった。1ヶ月の実習ではどのようなことをするのでしょうか?」「社協では地域アセスメントを行うと学んだけれど、地域アセスメントとはどういうふうにしたらいいのですか?」といった質問が出て、田中さん、川村さんから丁寧に説明をいただきました。

この講義を通して、社協に実習に行きたい、社協で働きたいという学生がたくさん出てくることを期待します。

(福富教授記)