大学院

花園大学大学院は文学研究科および社会福祉学研究科の二研究科から成り立っており、その内容は次の通りである。

文学研究科

仏教学専攻

日本史学専攻

国文学専攻(修士課程)

*2025年4月 日本文学専攻へ名称変更予定

 修士課程は学部における一般的ならびに専門的教養の上にさらに広い視野に立って精深な学識を授け、専攻分野における研究能力または高度の専門性を要する職業などに必要な高度の能力を養うことを目的として開設されています。

 文学研究科仏教学専攻修士課程は、1)宗門の後継者であって学部の教養をさらに深めることを望む方、2)博士課程へ進学して専門研究者となることを志す方、3)一般社会人にして大学の学部を卒業しているか、これに相当する学識を有すると認められる方、のいずれかにあてはまる学生を受け入れています。特に宗門後継者にして他大学を卒業し、仏教学、特に禅宗学についての知識を得たいと望む方に、門戸を広く解放しております。

 また、博士課程について、本学においては特に禅思想と禅宗史を二本の柱とし、それぞれ高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的として指導を行っています。特に本学は臨済禅を基盤として広く禅思想を闡明しようとする方、また日本臨済宗を中心として広く三国伝来の禅宗の歴史を探求しようとする方に対して博士の学位を授与していますが、かかる専門分野の研究機関としては本学が世界唯一です。

 本学内に設置されている花園大学国際禅学研究所(別コンテンツ参照)との連携も強く、そのために海外からの研究者が大半を占めています。文学研究科日本史学専攻、および日本文学専攻の内容と特色については、それぞれのページをご参照ください。

 本学の社会福祉学科は、1964年に仏教社会福祉として開設されて依頼、既に52年の長い歴史を誇っていますが、社会福祉学研究科修士課程が開設されてからは、さらに内容を充実させています。特に社会福祉士国家試験に合格する者の数が急増しつつあることは、本研究科の存在意義をはっきりと示しているものと言えます。詳しくは当コンテンツをご参照ください。